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 以前のコラム(日本語版記事)で、私は『トレオ650』(Treo650)が欲しくてたまらないということに触れた。トレオ650は携帯電話だが、カメラやMP3プレーヤー、電話帳やスケジュール管理の機能も備えている。シャツのポケットに入るほどのサイズでありながら、ウェブの閲覧、電子メールのチェック、インスタント・メッセンジャー(IM)でのチャット、スプレッドシートの作成、『Microsoft Word』(マイクロソフト・ワード)文書の編集も可能だ。  このように、携帯電話があらゆるビジネス向け機能を網羅するようになってくると、次の目玉が携帯電話を「大人の玩具」に変える機能であったとしても、何ら不思議はない。それどころか、ワイアード・ニュースの編集者の中には、携帯電話でこれだけいろんなことができるのだから、大人の玩具として利用されるのも当然の成り行きだという人もいるくらいだ(その編集者に、「買うつもり?」と意地悪な質問をすると、「専用機のほうがいい。オールインワン派じゃないから」とあっさりかわされてしまった)。  大人の玩具として最初に紹介するのは、『バイブラエキサイター』だ。スマートなデザインのこの機器は、GSM方式の携帯電話に送られてくる信号に反応して、30秒間振動する。つまり、半径1メートル以内で誰かが電話を受けたりテキスト・メッセージを受信したりすると振動するのだ。電話を受けた人が、この機器の持ち主であってもなくても関係ない。この機器は、ハリウッドのクラブで退屈しのぎに使われたり、タイムズスクエアの大晦日パーティーを盛り上げるのに使われたりするだけで終わってしまうかもしれない。  『ダイアル・アン・オーガズム』は、「テレフォンセックスに本当のセックスの刺激を」と称するアタッチメントで、クリトリスを刺激するバタフライ型と「フィルド」(これが何かは自分で想像してみてほしい[phildo=phone+dildo])型の2種類がある。色は4色あり、様々な携帯電話に対応する。着信音を変えれば、振動も変化する。  もちろん、携帯電話とは別に、こうしたハードウェアを持ち歩きたくない人もいるだろう。もしみんなが持ち歩いてもいいと思っているなら、そもそもオールインワン型の機器など必要がないということになってしまう。対応する携帯電話を持っていて、Javaがダウンロードできる環境であれば、『パーリング・キティー』(Purring Kitty)をインストールして、携帯電話のバイブレーションをいつでも自由にコントロールできる。フィンランドのノキア社製の携帯電話なら、『ブリスボックス・ビビ』(Blissbox Vibi)という同類のアプリケーションが利用可能だ。  『ホームメイド・セックス・トイズ・コム』では、ハードウェアやソフトウェアを追加せずに携帯電話をバイブレーターにする方法を紹介している。同サイトでは、携帯電話を体内に挿入する場合はコンドームを使用しないと、後で使い物にならなくなるなど、実用的な情報も提供している。  これらの機器の多くは、イギリスではずっと前から販売されていたのに、米国に導入されたのは遅かった。米国人はいったい何を恐れているのだろうというのが、私には気にかかった。ワイアード・ニュースのリーンダー・カーニー記者が、2003年4月にパーリング・キティーの発売に関する記事(日本語版記事)を書いたとき、このソフトウェアの開発元では、アダルト製品の販売を懸念する携帯電話サービス会社の抵抗にあって、米国内で製品の販売ができなくなるのではないかと心配していたほどだ(それなのに、米ヤンキー・グループ社は、モバイル・ポルノの世界市場が2008年までに10億ドル規模に成長する(日本語版記事)という調査結果を発表している。これはいったいどういうことだろうか)。  われわれには、新技術に不安感を覚えるところがあるようだたとえそれが生活にわずかな喜びをもたらすだけの無害なものであっても、なぜか不安に思ってしまう。しかし、バグルスの『ラジオ・スターの悲劇』(Video Killed the Radio Star)という歌もあったが、実際はビデオはラジオスターを殺したしなかったし、ピアツーピア・ファイル交換技術が出てきても、それが原因でつぶれた大手レコード会社は1つもない。それに、バイブレーターの技術自体は決して新しいものではない。ヒステリー治療に使われるクリトリス触診を自動化して医者の負担を軽減するために、19世紀末に発明されていたのだ(それ以前には、医師は女性の性器を手でマッサージしなければならなかった)。  聖書地帯[米国南部・中西部のキリスト教原理主義者の特に多い地方]でさえ、「夫婦生活の補助具」がもたらす喜びを認めはじめている。『ロサンゼルス・タイムズ』紙は先ごろ、カンザス州でアダルトショップのチェーン店が引き起こしている騒動を伝えた。さらに最近では、地元の『アビリーン・リフレクター・クロニクル』紙が、アダルトショップに新たに課せられた規則の詳細を伝えている。  他人の性生活をとやかく言う以外にすることがないような人たちが反対運動を繰り広げているものの、カンザス州のアダルトショップは営業を続けている。どうやら、地元の既婚者など、こうした品々に興味を寄せる人たちが多すぎて、反対派が営業停止を求めても通らないようだ。  大人の玩具を使うといった「大胆な」行為で、新しいことに挑戦し、性生活に刺激を与えることを擁護してもいいはずだ。米ABC放送は、米国人の性生活調査について次のように報じている。「性的に大胆だと自認する人々の中で、性生活に非常に満足していると回答した人の割合は、そうでない人よりも10%高い。セックスを大いに楽しんでいると答えた人も20%多く、刺激的な性生活を送っていると述べた人に至っては30%近く多かった。さらに、週に少なくとも数回はセックスをすると回答した割合は、性に保守的な人々が36%なのに対し、性的に大胆な人々は62%と、大きく上回った」  バイブレーターになる携帯電話は、大人の玩具に抵抗がある人々に、きっかけを与えるものだと思う。誕生日や独身者のパーティーなどで、ジョークとしてプレゼントした携帯電話が、まったく新しい性生活の第一歩となるかもしれない。また、旅行の土産としても最適で、外見はただの携帯電話だから、もう空港の検査官から意味深な薄笑いをされる心配もない。  私は結局、トレオ650を買わなかった。自分は専用機派だと気づいたので、米デル社製の携帯情報端末(PDA)、『Axim X30』(アクシムX30)を書き物用の軽量マシンおよびモバイル環境でのインターネット接続機として(ブルートゥース搭載の小型キーボードとともに)購入した。携帯電話は、通話および大人の玩具として使用している。つまり2つの機器に、それぞれの得意分野を受け持たせているわけだ。
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