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 サンディエゴ発誰にだって有能な弁護士は必要だ。世界初の娼婦のスーパーヒーローなどのキャラクターを描くコミック・アーティストとなれば、なおさらだ。  年に1度開催されるコミックの祭典『コミックコン・インターナショナル』の会場では1日(米国時間)、大勢のジーンズ姿のアーティストたちが訴訟に対する自己防衛手段を学ぶために『コミック弁護基金』(マサチューセッツ州ノーサンプトン)の前に列を作った。  同基金の代表、チャールズ・ブラウンスタイン氏は、「われわれはコミックを、汚名を着せられたアートではなく、一般に受け入れられたアートの一形態として擁護できるようになる必要がある」と語る。「もはや汚名は払拭された」  とはいえ、裁判官や検察官がいなくなったわけではない。同基金は現在、日本の成人向けコミックを成人のおとり捜査官に販売したテキサスのコミック店主の弁護に関わっている。ブラウンスタイン氏は、もし米連邦議会が明言したとおり未成年者の性描写の取締りを強化すれば(日本語版記事)、難しい問題にぶつかることが増えるだろうと考えている。  「私は人間が体験することについて、アーティストが意見を述べる権利を守りたい」とブラウンスタイン氏。「だが現在、法的な『かまとと』ぶりが横行している」  一般に発禁本はより多くの注目を集めるものだが、コミックの出版社は検閲と長い間闘ってきた。最も大規模な論争は1950年代に起こったもので、当時の社会学者たちは残虐で暴力的な内容のコミックが未成年者の非行を引き起こすと批判した。  コミックをテーマとした『スター報告書』の先駆けとでもいうべき報告書の中で、米上院委員会は次のように主張した。コミックは「殺人、傷害、強盗、強姦、人肉食、殺戮、屍姦、性交、サディズム、マゾヒズム、その他ほぼすべての形態の犯罪、堕落、獣性、恐怖についての手短な講義」を提供するというのだ。  上院委員会はその一例として、暗黒街の女ボスが「このバカな裏切り者(frog-headed rat)がいなければ2倍は稼げたのに!」というひどい言葉を吐いているコミックを指摘した。  コミック業界はその後数年にわたり自分たちで検閲を行なっていたが、1960年代に成人向けアングラ・コミックが登場すると、検閲論争は激しさを増した。  ブラウンスタイン氏は現在24歳だが、コミック弁護基金は16年の歴史を持つ。同基金は年間予算額は公開していないものの、コミック・アーティストのステュ・ヘルム氏の弁護に約1万ドルを費やしたと報告している。ヘルム氏は、米クラフト・フーズ社のベルビータ・チーズ製品をもじって、自分は安っぽい(cheesy)からという理由で『キング・ベルビーダ』の通称を用いていた人物。  ヘルム氏はクラフト・フーズ社から訴訟を起こされ、裁判官から『キング・ベルビーダ』の通称の使用禁止を命じられた。  商標に関する訴訟は2001年にも起きている。同基金は米スターバックス社の起こした訴訟で、ベイエリア在住のコミック・アーティスト、キーロン・ドワイアー氏の弁護に関わった。スターバックス社は、ドワイアー氏が『スターバックス』のロゴに使用されている人魚の絵に乳首とへそピアス、そして「消費者の娼婦」という言葉を書き加えたことがお気に召さなかったようだ。  同基金によれば、ドワイアー氏とスターバックス社は最終的に、同氏がパロディーロゴのついた物を販売することはできないが、非営利目的のウェブページ上ではロゴを公開できるという条件で合意に達したという。  同基金は多くの時間を商標関連の訴訟に費やしているが、ブラウンスタイン氏はこれから成人向け作品に関する問題が増えると考えている。『ボーダーズ』や『バーンズ&ノーブル』の書店で販売されているグラフィック・ノベル[絵やグラフィックデザインが豊富に用いられた小説]の人気の高まりは、一部の人の反発を招くだろうと、ブラウンスタイン氏は語る。  「本が新たな流通ルートに出ていったとき、書店や図書館レベルで問題にぶつかると思う」  すでに成人向けコミックには、成人読者向けであることを示す小さな警告が掲載されている。コミック『ロリ・ラブクラフト』の作者であるマイク・ボスバーグ氏(55歳)のようなコミック・アーティストは、これに悩まされている。  ボスバーグ氏のコミックでは、魔法の力と大きな胸を持つ陽気な赤毛の女優が、それほど露骨ではないヌードを披露している。そのヌードは『カルバン・クライン』の広告で見られるものとそれほど変わらない。それでも、この本は未成年者の購入が禁じられている。一方、成人はもっと露骨な性表現の含まれる作品を選ぶこともできる。  そうした要因から、ボスバーグ氏のコミックは売れ行きがあまりよくない。「本当にエロチックな作品に興味のある人はこのコミックを見ない。そうした人々にはおとなしすぎる作品だからだ」とボスバーグ氏。  実際、18歳を過ぎるともっと露骨な性表現を含む作品を選ぶことができる。  コミックコン・インターナショナルのブースのいくつかは、「売春婦」「ストリッパー姉妹」「ボンデージ警官」といったタイトルの成人向けコミックだけを並べている。あるブースに貼ってあるポスターには「成人向けコミックは恥ずべきもの(shameful)ではなく、恥を知らないもの(shameless)だ」と宣言されている。  だが、テキサス州当局の考えは違う。コミック弁護基金は、ダラスのコミック書店で猥褻な本を販売したとして有罪を宣告された男性の弁護に、3万ドル以上を費やしている。  ジーザス・カスティロ被告(26歳)は、日本製アニメのコミック本を成人のおとり捜査官に販売したとして逮捕された。『ダラス・オブザーバー』紙によれば、このコミック『Demon Beast Invasion: The Fallen』では、「木の姦淫」と「身体のサイズがコミックの世界の中でのみ存在する裸の女性」が描かれていた[『Demon Beast Invasion』は『妖獣教室』の米国でのタイトル]。  同基金は、カスティロ被告の訴訟で専門家を証人に使ったが、陪審が有罪を宣告し、控訴裁判所もこの評決を支持した。現在、別の上訴が進行中だ。  同基金の副代表であるR・グローバー氏は、「コミックが未成年者と成人の両方を対象にしたアートの一形態だということを理解してもらうのに苦労している」と語る。「コミックは子ども以外の人のものだという考え方は、つねに抵抗を受ける」  同基金のスタッフは、未成年者の性交を扱った描写物漫画を含むを米国人が所有あるいは配布することを禁じる議会法案の経過を見守っている。  ブラウンスタイン氏は、この法案が成立すればアリエル・シュラグ氏の描くようなコミックが禁止される恐れがあると語る。シュラグ氏は、カリフォルニア州バークレー高校の学生のとき、自らの性生活などを描いた。  だが、たとえ連邦議会といえども、成人向けコミックの中でセックスを創造的に用いることは阻止できないかもしれない。『スパイダーマン』の原作者の1人であるスタン・リー氏とハリウッドの象徴であるパメラ・アンダーソン氏は現在、ストリッパーに扮した女性秘密捜査官を描く『ストリッパレラ』というアニメシリーズを製作している。  また今月、世界初の超能力を持つ娼婦を描いたコミックの作者たちがニューヨーク市で資金調達集会を行なった。  誰のために資金調達活動を行なったのか? もちろん、コミック弁護基金のためだ。
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