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 「政治に関わると、意外な相手と手を組むことになる」という決まり文句があるが、時代は変わったようだ。今は単純に、「政治と関われば、パートナーができる」のだ。  2004年の大統領選挙の舌戦が加熱し、意見の対立が深まっている。こんななかで米国の独身者たちは、自分の中のイデオロギー的熱情を、政党別出会い系サイトで同じ考えを持つ相手を見つけることに注いでいる。  この数ヵ月間でこの種のサイトがいくつも登場し、政治的指向の明確な独身者たちにサービスを提供しはじめている。米国が青(民主党)の州と赤(共和党)の州に分かれていくように、出会い系サイトもリベラル派と保守派に分かれつつある。  ワシントンDCを拠点に約1万人の進歩的な会員を抱える出会い系サイト、『アクト・フォー・ラブ』を開設したジョン・フリンコ氏は次のように述べる。「逆のものは惹かれあうというが、まったくのでたらめだ。ジェイムズ・カービルとメアリー・メイトリンのように夫婦で違う政党を支持するカップルもいるが、政治的に意見を同じくするカップルはその1000倍もいる。基本的な価値観を共有できなければ、強固な関係を築くしっかりした基盤は生まれない」  オンラインの出会い系サイトの人気が高まるにつれて、少数派のためのサイト(日本語版記事)の数も増えている。たとえばユダヤ人の独身者、カトリック教徒の独身者、ゲイの独身者、高齢の独身者、独身者とはいえないが出会いを求めている人、SMに関心がある独身者などを対象に限定したサイトだ。特定の政治信条を持つ人々のための出会い系サイトが登場するのも、自然の成り行きと言えるだろう。  インターネットを通じた出会いに関するアドバイザーで『デート・アウト・オブ・ユア・リーグ』(自分の枠を越えてデートしよう)の著者でもあるエイプリル・マシーニ氏は、「オンラインの出会いゲームに参加する次のグループが登場した。政治中毒の人々だ」と述べている。  独身者たちが支持政党の出会い系サイトを選ぶのは、自分と価値観を共有してくれる人を見つける確率を高めたいからだとマシーニ氏は説明する。「政治ほど不和をもたらす話題は他にあまりない。同様に、バーチャルな見知らぬ人と即座に連帯感を感じる話題としても、政治に勝るものはまずない」  政治的な意見の一致が重要だということには、右派も左派も同意できるだろう。ミズーリ州セントルイスのフリーランス・ウェブデザイナー、トム・スワンソン氏は、7ヵ月前に『シングルリパブリカンズ・コム』を立ち上げた。『マッチ・コム』や『ラバライフ』といった主流の出会い系サイトで、好ましいと思った女性が、自分と違うリベラル派だったケースが多かったからだ。「自分と同じように考える人々になかなか出会えなくて、苦労した」とスワンソン氏。  スワンソン氏は自分のサイトで、保守派として有名なラジオの人気パーソナリティー、ラッシュ・リンボー氏のこんな言葉を引用している。「これまでデートしてきた相手がリベラル派であったとしても、まだ望みはある」  自分を「実践の伴わない共和党員」と見なしているスワンソン氏によると、4000人の会員を抱えるシングルリパブリカンズ・コムは、共和党をはじめとする保守派の政治団体とは何の関係もないという。サイトが成長するにつれて、スワンソン氏は営利の追求を考えている。「選挙のおかげで会員は増えつつある。人々の政治意識が高まっている」という。  前回の大統領選挙では多数の独身者が投票しなかったが、マッチ・コムが5月に米国の成人1600人に対して行なった調査では、回答者の91%が、有権者登録している人を恋人に選ぶ確率が高いと思う、と答えている。マッチ・コムの会員にも、保守派もいればリベラル派もいる。4000人を対象に同サイトで行なった別の調査では、46%が独身者にとって最良の候補者はブッシュ大統領だと答え、54%はケリー候補を選んだ。マッチ・コムは有権者登録運動を支援している。  フリンコ氏はアクト・フォー・ラブ・サイトを2003年の春に開設したが、すぐにサイト運営を保留状態にして、NATO連合軍総司令官だったウェズリー・クラーク氏を大統領に選出するためのインターネット運動を開始した。最初はクラーク氏の支持者を募集するために、自分の出会い系サイトの電子メールアドレスのリストを使うことさえした。フリンコ氏は、政治コンサルタント会社、米グラスルーツ・エンタープライズ社でマーケティングおよび新規契約担当副社長を務めている。同氏がアクト・フォー・ラブを再開したのは今年に入ってからのことだ。  「私が大枚のお金を費やして人々に政治活動の大義名分に関心を示してもらおうとしていたころ、多くの人たちはオンラインの出会い系サイトに詰め掛けていた。そこで、活動家たちの関心を引き寄せることを目指せばいいと考え直した。それなら最も古い形の関心、セックスを使わない手はない」  アクト・フォー・ラブが電子メールによる紹介1件に請求する額は1ドルにも満たない。また、『NARALプロチョイス・アメリカ』や『タバコフリー・キッズ』といった団体に無料広告スペースを提供するだけでなく、社会的なイベントも支援している。6月はじめにはアクト・フォー・ラブ、『ウィメン・アゲインスト・ブッシュ』、その他2つのリベラル団体が、『シングルズ・アゲインスト・ブッシュ』という名称の親睦会をワシントンDCのレストランで開催し、600人以上の独身者が集まった。  「ひょっとすると、他のリベラル派からさらにリベラル派が生まれるかもしれない。そうなれば、[現政権が国民に与えているような]問題は、2度と起きないだろう」とキャリン・シェネワーク氏は述べている。同氏はワシントンDCに在住する弁護士で、自身が運営する政治活動委員会『ランニング・イン・ヒールズ』の派生団体として、数人の女友達とともにウィメン・アゲインスト・ブッシュを4月に設立した。  ブライアン・バーカロ氏が半年前に『コンサーバティブマッチ・コム』を共同開設したのは、保守派の独身者たちが、保守派の仲間との出会いを望んでいると判断したからだ。バーカロ氏が上級パートナーを務めるピッツバーグ郊外の企業、米アコライト社(ペンシルベニア州エバンズシティ)は、独身のカトリック教徒向けの出会い系サイトを5年にわたって運営している。バーカロ氏は新しいビジネスチャンスを模索していた。「ポルノとオンラインゲームを除けば、オンライン出会い系サイトほど動きが速い市場はない」  「政治の分野には一種の魅力があった。われわれはラジオのトーク番組と『フォックス・ニュース』で保守派の市場を観察し、この市場が成長しており、これからも強固なものであり続けることを確認した」  バーカロ氏によると、コンサーバティブマッチ・コムは、政治サイトというよりは、社交面からみて保守的な独身者向けのサイトだという。しかし大統領選挙が近づくなか、サイトが共和党候補と提携する可能性もあるとバーカロ氏は言う。  いっぽう、フリンコ氏は出会いサービスを拡大している。同氏は最近、『ヤング・プロフェッショナルズ・フォー・ケリー』など他の政治団体と共に『バストレフトウィングコンスピラシー』(vastleftwingconspiracy.org)を開設し、このインターネットによる社交グループがリベラル派の独身者たちに楽しいイベントを提供することを望んでいる。  「われわれが民主党支持者たちに、社交的な集まりを持って来られない理由はない。われわれは自分たちの運動に関しては真面目だが、自分に関しては真面目一辺倒ではない。これは究極の組み合わせだ」とフリンコ氏は述べた。
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