
日本海に面した青森県の港で2日朝、北朝鮮からとみられる男女4人が見つかった。日本に逃れてきた脱北者はこれまで、北朝鮮に渡った在日朝鮮人や家族が大半。北朝鮮国境を越えた後、中国などに潜伏し、日本の在外公館に引き渡されるのが一般的だ。今回の男女の経緯は明らかではないが、北朝鮮が身柄引き渡しを求めてきた場合、日朝間の新たな懸案になる可能性もある。
政府は、脱北者が日本人か元在日朝鮮人の場合は原則保護する立場をとっている。正確な統計はないが、国内ではすでに100人以上の脱北者が暮らしているとみられる。
今回のケースでは、脱北者とみられる男女4人は、青森県の港湾内で国籍不明船の中から見つかり、在外公館を通じて日本に渡る従来のルートとは異なっている。
青森県警は船を押収するとともに4人から事情を聴いており、強制送還の対象の不法入国として扱うのか、難民として保護するのかなどを法務当局とも協議のうえ、判断するとみられる。
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